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不耕起畑

  最近、本当の野菜とは、何ぞやと考えてます。私達の野菜のつくり方は昨年(2006年)はいわゆる「有機農法」でした。有機農法とは農薬、化学肥料、除草剤等を一切使わず野菜を育てるやり方です。しかし、慣行農法(農薬、化学肥料、大型機械を使うことを前提としている農法)と同じ様に、トラクターで畑を耕し、ビニールマルチや石油資材を使うこともあります。それらを極力使わないでやっている人も沢山います。私達も石油資材をなるべく使わないように心がけて野菜を作っています。しかし最近は自然農という、有機農法とは多少違なる野菜づくりに興味を覚え、不耕起栽培というやり方にシフトしつつあります。これは畑を耕さず、自然界の微生物、菌、虫、ミミズ達の力で土を耕してもらい、草も刈りはしますが根は残し、より自然に近い形で野菜を育てようという考え方です。肥料も極力与えず、自然界と野菜自身の持っている力を活かせるよう、自分達はそれの手助けをしていきます。与える肥料や堆肥も自分達の安心出来る物(自分達の飼っている鶏や山羊の糞を米ぬかと発酵させるなど)、堆肥も雑草や落ち葉で作り土に返して行きたいと思っています。
なぜこのような考えになったかというと、
* 機械を使用する必要性が少なくなるため、石油の依存度が低くなります。将来石油がなくなると思うのでその前にマスターしたい
* トラクターで耕さ無い事によりミミズ、カエル、その他の生物を殺す事も少なくなり、機械の騒音を近くで聞いたり、オイルのにおいにむっとする事が少なくなります。
* 耕す事により、土が逆に固くなり、生物のいない無機質な土に変わっていくと感じていました。
* 畑を耕してさら地にし、種や苗を撒き植えて、収穫したらまた耕してさら地にして、、、と繰り返しているうちに、何か工業製品を作ってる気がしてしまう時があった。
* 草が生えている事や、草を刈って作物の回りや畝に引くことにより、雨が降った際に土の跳ね返りが少なくなり、野菜がきれいなままで収穫できる。
* 土が雨によって流失したり、風で飛ばされたりしない。
* 害虫が作物一点に集中しないような気がするし、益虫(害虫を食べる虫)の住む場所や、隠れる場所が増える。
* 耕している畑と違って、雨が降ったばかりの畑でも、ドロドロしないので入ることができる。
* 保水性が高くなる。
* 自然とより共存して、野菜を作っている気持ちになれる。
* もちろん、農薬、化学肥料、除草剤などを使わないので、安全だし、環境にもいい。
* 機械、ビニール等を使わないという事は、昔の農業にも通ずる物があり、日本の伝統文化を継承する事が出来る、例えば現在はビニールシートやビニール紐を使っていますが、昔はゴザ、縄を使っていました。またこれは自分達で作っていた訳です。古くなればそれも稲藁から出来ていますので堆肥にもなるわけです。ゴミになりません。また、今の人はそれらの作り方も知りません。また以前は山の落ち葉をかいて、堆肥にしていたので山もきれいに管理されていましたが、現在は山は荒れ放題です。伝統文化をお年寄りに聞いて学ぶことにより、お年寄りと接点も出来、活気、やりがいも生まれ孤立する事もなくなります。将来はただ物を置いてある郷土資料館ではなく、本当に昔の技術を体験でき、昔の生活がつらい事ばかりでなく、いかにエコ的な生活、環境にやさしい生活をしていたかなど、生きた郷土資料館も出来ればいいなと夢を持っています。そのために昔の生活用品、農機具等も集めています。近所のお年寄りに農閑期に昔の業を伝授して頂こうと考えています。

しかし、本当に野菜の成長の適正な時期、場所に作らなくてはいけなく、より野菜に対しての勉強が必要です。また、皆さんがスーパーなどで見ている野菜などと比べると、見た目が小さくなることもあるのかもしれませんが、野菜の生きる力がぎゅっと詰まっています。皆さんに私達のつたない野菜を買って頂いてる事によって、少しでも環境にやさしい私達の野菜つくりが支えられてる事に感謝します。これからも宜しくお願いします。(ヒロ)

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まったり~村の村民たち

Author:まったり~村の村民たち
茨城県常陸太田市(旧:里美村)で百姓してます。農薬、化学肥料、除草剤を使わず多品目の安心して皮ごと食べられるおいしい野菜、安全な飼料にこだわった“コッコちゃんの玉子”を育てています。農園内でグルグル循環できる様にしています。

<まったり~村の小さな農園>    
〒311-0503 
茨城県常陸太田市小菅町1215 
電話&ファクス 0294-82-3003
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