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まったり~村お便りNo.115            2008年3月20日

3月18日、家族が増えました!!と言っても人間ではなく、ヤギの赤ちゃんです。朝から出かける用事があったのですが、天気も晴れたり曇ったりで育てている苗の温度管理が心配なのと、15日出産予定のヤギのハナがまだ産んでいない事もあって、なくなく一人留守番していました。畑から12時過ぎに帰ってくると、ハナが机の裏にかくれて、なにやら白い物体に鼻を近づけています。よおく見ると赤ちゃん!!まだ羊水でどろっとぬれています。わらを敷いた小屋ではなく土の上で産んだらしく土だらけ。急いでわらを取りに行って帰ってくると、また白い物体が増えている!!2匹目が生まれていました。
2匹目は1匹目より小さめですが、みゃ~みゃ~元気に鳴いて必死に立とうともがいています。ハナはといえば、1匹目をぺろぺろなめています。安産だったようなので何もしなくて良いようですが、何かしなくてはいけないかもしれないと、いそいで「ヤギの飼育方法」の本を読みました。「仔ヤギは15分後に立ち上がり、40分後には母ヤギの乳を飲む」と書かれていました。もう多分15分経っていますがまだ立ち上がりません。ハナは1匹目ばかりなめていて2匹目に見向きもしないように見えました。本を読みすすめると「母ヤギが仔ヤギをなめない場合は乾いたタオルで羊水を拭く」とのこと。そういえば人間の場合はお湯をわかして体を洗ってあげています。仔ヤギは羊水と血と土にまみれています。お湯で拭いてあげることが良いような気がしてきました。いそいでポットのお湯をバケツに汲んで、タオルで2匹目を拭きました。
なんだかんだしているうちに結構時間は過ぎていたと思います。まだ2匹とも立ちあがりません。「母ヤギの乳を飲めばすぐ元気になります」とかかれていますが、まだ飲んでいません。立ち上がろうと頑張っていますが、疲れて休憩しています。このまま飲まないと疲れて衰弱してしまうのでは。。。「飲まない場合は哺乳瓶などで絞った乳を飲ませてあげてください」と本、哺乳瓶が無いので、おわんに絞り、口につけると、1匹目はぺろりとなめた途端、ばたばたもがいて立とうとしたので、手を沿え立たせてあげ、乳の近くに運んであげるとすぐに乳を探し出し、チュパチュパ吸い始めました。一安心。次は2匹目。おわんの乳を口につけても口を開かずのみません。立たせて乳の近くに運んでも下を向いて口をつぐんだまま。そのうちぶるぶる震えてきます。寒いのかと手でさすり、体にだいて体温で暖めていたところへ村長が帰ってきました。いそいで薪ストーブをつけてもらい、哺乳瓶を買いに行ってもらいました。帰ってくると哺乳瓶の代わりに種付けしてくれたおじさんを連れて。「だいじょぶだ~」と言って、仔ヤギをひとまずしっかり立たせて、母ヤギのところへ連れて行き、口元で乳を搾って口に含ませると、さっきまでとはうってかわり、チュパチュパ吸い出しました。「自分でしっかり立たねば飲まねんだ」。
2匹ともおしっこ、うんちをして、ようやく本当の一安心。夕方になって寒くなってきたので小屋にさらにわらをたっぷり敷いて、仔ヤギ達を連れて行きました。ハナはしっかりお母さんになって、見学に来ていた猫どもをかっと威嚇していました。
後でもっときちんと調べると、ヤギは昼に出産する事が多いのだそうです。また、仔ヤギについていた羊水や胎盤はなめる事で出産で体力を使った母ヤギの栄養にもなるそうです。2匹目はふいてしまったことで、匂いがしないため後でなめようと思っていたのになめなくなったのかもしれません。また、羊水や胎盤から徐々にこの世の空気に触れるはずだったのに、無理やり早く拭いてしまったため元気がなくなったのかもしれません。何か色々考えると、人間が余り手を出さないで根気強く見守っていてあげた方が上手く行っていたような気がします。きちんと生まれていたし、息もしていたし。危なそうなところだけ手助けしてあげれば良かったと、後悔です。生まれてすぐ、は人格形成にも大きく影響するような気がします。無理やり口に含ませたり、無理やり立たせたり、そんな事は不快な事だったかも知れません。母と仔の力を信じて、もう少し離れて見ていてあげたかったです。
ともあれ、2匹は今のところ無事寝て起きて乳を飲んでいます。1匹目はオス、2匹目はメスです。名前は「そら」と「さくら」。ちょうど生まれた日に、お世話になっていた方から「河津桜」の苗が届きました。「かわつ」と「さくら」にしようと言うと、「かわつ」に反対意見。じゃあイメージ的に、男の子は水色、女の子はピンク色だから「そら」と「さくら」になりました。
ちなみに牛でも馬でもヤギでも、出産後に味噌汁を飲ませると産後の肥立ちがいいとのことで、早速ボールに味噌汁を作って持っていくと、ごぼごぼ一気飲みしました。たんぱく質と適度な塩分が良いようです。
気ばかり張って結局何にも出来なかった気もしますが、生命の誕生に居合わせることが出来て、良かったです。写真を皆さんにお送りしますね。では。

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ちゅぱちゅぱ勢い良く乳を飲みます
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たくさん飲んでおなかいっぱい 寝るとするか・・・

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Author:まったり~村の村民たち
茨城県常陸太田市(旧:里美村)で百姓してます。農薬、化学肥料、除草剤を使わず多品目の安心して皮ごと食べられるおいしい野菜、安全な飼料にこだわった“コッコちゃんの玉子”を育てています。農園内でグルグル循環できる様にしています。

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